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ラム酒のおすすめ人気ランキング14選 飲み方・選び方も紹介
更新年月日:2023/04/20 公開年月日:2023/04/20
海賊たちがガブガブ飲んでいるイメージの「ラム酒」。
アルコール度数は40度前後の蒸留酒(スピリッツ)で、とても瓶のままガブガブ飲めるお酒ではありませんが、ジン・ウォッカ・テキーラと並ぶ「4大スピリッツ」の一つです。
モヒートやラムコークのカクテルベースとして、また複雑な甘みやコクを楽しむタイプや、アイスクリームに垂らしてみたり、お菓子作りにも使われます。
ここでは人気のおすすめ「ラム酒」をランキング形式でご紹介。数ある銘柄の特徴から自分好みを見つけてみてはいかがでしょうか。
この記事のおすすめ商品ランキング
ラム酒ってどういうお酒?
原料は?
ラム酒はサトウキビの茎を搾り煮詰めて結晶化させ、砂糖を分離した後の液(糖蜜)や搾り汁で造られます。
現在のラム酒がほとんどは、糖蜜を原料にしたラム酒「アンデュストリエル ラム」というものです。
原料の貯蔵が可能で1年を通して生産する事ができる為、扱いやすいのが特徴です。
これに対して搾り汁で造られるラム酒を「アグリコール ラム」と言い、ラム酒の総生産量の3%程度しかありません。サトウキビが新鮮なうちに仕込まなければならない為、収穫期にしか製造が出来ず希少性の高いラム酒です。
度数は?
一般的なラム酒のアルコール度数は40度~50度。中にはアルコール度数75度を超えるようなラム酒もあります。
ラム酒のラベルなどに"151PROOF(プルーフ)"と書かれているものは、アルコール度数が75.5%ということを意味しています。
PROOF(プルーフ)というのはアメリカやイギリスで使用されているアルコールの濃度の単位で、例えば200プルーフは度数が100度であることを指します。
ラベルで見かけたときは、飲み方に注意しながらラム酒を楽しんでみてください。
色々なラム酒とその特徴
ゴールドラム
ラムの中にはウイスキーのように蒸溜後に木の樽で熟成を行う物があり、“ゴールドラム”はおよそ2ヶ月~3ヶ月ほど熟成させたラム酒の事をそう呼びます。
由来は樽の木の成分でゴールドに色づくことからきており、口当たりはバニラのような甘い香りとまろやかな口当たりが特徴です。
ホワイトラム
蒸留後に熟成を行わず瓶詰めされるラム酒を“ホワイトラム”と呼びます。
無色透明で、ラム酒の原料である糖蜜やサトウキビの風味を感じられることが特徴です。
味わいもライトでクリアなため、カクテルで使用される事も多いです。
ダークラム
蒸留後に木の樽で3年以上の熟成を経たラム酒を“ダークラム”と呼びます。
バーボン樽を使用されることが多く、ウイスキーやブランデーのような香りや味わいで、樽由来の複雑な甘みが感じられます。
飲み方はストレートやロックがおすすめで、ダークラム本来のコク深さと余韻を楽しむことができます。
ラム酒の風味
ラム酒は製造段階での発酵法、蒸留法の違いにより3タイプの風味に分類されます。ライトラム、ミディアムラム、ヘビーラムがありますが、見分け方のひとつとしてラムの主産地に傾向がみられます。
ライトラム
スペインの統治下にあったキューバ、プエルトリコなど。
ミディアムラム
フランス系植民地で発展し、フランスの海外県のマルティニーク島やグァドループ島など。
ヘビーラム
イギリス連邦加盟国のジャマイカ、ガイアナ、トリニダード・トバゴなどの国々です。
ライト
ライトラムは糖蜜に水を加えた後、純粋培養した酵母を用いて発酵させ、連続式蒸溜機で蒸溜したものです(アルコール度数は95度未満)。
蒸溜液を割り水し、内面を焦がしていないホワイトオークの樽に短期間貯蔵させ(タンク貯蔵の場合もあります)、 最終工程で活性炭などの層を通して濾過したラム酒がライトラムになります。
ミディアム
ミディアムラムは、下記で紹介するヘビーラムと同じように発酵させ、単式蒸溜器または連続式蒸溜機で蒸溜したものです。
内側を焦がしたホワイトオーク樽で3年未満熟成したラム酒ですが(バーボン樽での熟成もあります)、単にライトラムとヘビーラムをブレンドして造られる場合もあります。
ヘビー
へビーラムは自然発酵させる場合もありますが、蒸溜に単式蒸溜器を使用するのが特長です。
自然発酵とは糖蜜を2~3日放置しておき、酸が生成されたところでサトウキビの搾り粕(バガス)や前回の蒸溜残液(ダンダー)などを加えて発酵させることです。
蒸溜後、内面を焦がしたオーク樽かバーボン樽で3年以上熟成させることで、濃い褐色をした風味豊かなラム酒となります。
ラム酒の飲み方
ラム酒はストレート、ロック、ホット、カクテルなどの様々な飲み方が楽しめます。
カクテルにはライトでクリアな味わいのホワイトラムがおすすめ。夏はミントの爽やかさ際立つモヒートや、コーラで割るだけで簡単に飲めるラム・コークなど、カクテルベースとして大活躍です。
冷蔵庫でしっかり冷やせばストレートでも楽しめます。ストレートやホットにはミディアムやダークラムがおすすめで、樽由来の複雑な甘みやコク深さ、長い余韻を楽しむことができます。
また、ちょっと大人な楽しみ方として、アイスクリームにラム酒を垂らして楽しむ、、、なんていかがでしょうか。
ラム酒のおすすめ人気ランキング14
NO.1バカルディ ラム スペリオール(ホワイト)
内容量:750ml
1,352円(税込)
ラムベースカクテルの大定番
世界中のバーテンダーから絶大な信頼を得ているラムブランド「バカルディ」。
バカルディ ラム スペリオール(ホワイト)は1862年に誕生し、すべてのバカルディの中で最もミキサブル、カクテルに愛用されているラムとなります。1年~1年半アメリカンオーク樽で熟成した後に、色を取り除くチャコールフィルタリングという処理を行います。
甘味と酸味のバランスが必要なカクテルには欠かせないベースとして使われる事が多く、フルーツダイキリ、フルーツモヒート、フルーツラムトニックなど、あらゆるフルーツを使ったカクテルのベースとして抜群の相性を発揮します。
NO.2マイヤーズ ラム
内容量:700ml
1,738円(税込)
初心者にもおすすめできる王道ダークラム
プレミアムな素材、蒸溜、熟成のもたらすスムースなおいしさ、クラフトマンシップと情熱が生んだラムブランド「マイヤーズ」。
濃厚で香り豊かなダークラムのプレミアム品と呼ばれ、この華やかな香りと豊かな風味は、ホワイトオーク樽での熟成と伝統あるブレンド技術によるもの。その味わいはウイスキーやブランデーと肩をならべるほど。
ストレート、オンザロック、カクテルなど楽しみ方は変幻自在です。
NO.3キャプテンモルガン スパイスト ラム
内容量:750ml
2,310円(税込)
アレンジ自在、スパイストラムといえばこの一本
17世紀カリブ海に留まらず世界を駆け巡ったイギリス出身の海賊「キャプテン・ヘンリー・モルガン船長」の名から付けられたラム酒です。
世界的に有名なスパイストラムの1つで、ゴールドラムをベースに樽で1年熟成された後、バニラやトロピカルフレーバーを加えた、甘い香りが特徴的な逸品。
ストレートで飲むのはもちろん、温かい紅茶やコーヒーに入れるのも、さらに香りが立っておすすめです。
NO.4バカルディ ラム ゴールド オロ
内容量:750ml
1,540円(税込)
お菓子からホットカクテルまで、汎用抜群のラム
世界中のバーテンダーから絶大な信頼を得ているラムブランド「バカルディ」。バカルディ スペリオールと同じく、ドン・ファクンド・バカルディによって開発されたゴールドラムです。
2年~3年オーク樽熟成したバカルディ・ラム原酒をブレンド。バカルディ スペリオールよりも熟成の長さを感じられるほどリッチで、厚みがあります。
オリジナルのキューバリブレのレシピに使用されており、コーラ割りはもちろん、ホットカクテルやストレート、オンザロックにも最適です。お菓子作りにもよく使われています。
NO.5ハバナ クラブ 3年
内容量:700ml
1,540円(税込)
口当たり軽やかで飲みやすいホワイトラム
生粋のキューバラム「ハバナクラブ」。土地、職人、製造法、環境、キューバに奇跡的に揃った最高のラム造りの資産を余すことなく受け継いだプレミアムラムブランドです。
3年熟成のプレミアム・ホワイト・ラムで、バニラやカラメル、バナナのアクセントにほのかなオークの香りがします。
モヒートやダイキリなどのキューバン・カクテルに最適なラムです。
NO.6サントリー ラム ゴールド
内容量:720ml
1,045円(税込)
カクテルからお菓子づくりにまで使い勝手良し
1980年の発売以来、カクテルベースとして40年以上愛されてきたロングセラーブランドです。
ミキサビリティに優れ、しっかりとしたコクのある味わいが特徴です。
クセが無く、カクテルベースとして使い勝手のよいミディアムタイプのラムで、手軽にチャレンジできるのも魅力です。タルトなどのお菓子作りにも活躍する万能タイプのラムです。
NO.7サントリー ラム ホワイト
内容量:720ml
1,045円(税込)
ラムの風味が活きるクリアタイプ
1980年の発売以来、カクテルベースとして40年以上愛されてきたロングセラーブランドです。
原酒を活性炭処理し、色や雑味を除いてすっきりと仕上げた無色透明のミディアムタイプのラムです。
幅広いカクテルに使えて便利ですが、特にジュースとの相性が良く、フルーツ系のトロピカルカクテルに多く利用されます。
NO.8ハバナ クラブ 7年
内容量:700ml
2,970円(税込)
長期熟成ならではの香りと風味が楽しめる
生粋のキューバラム「ハバナクラブ」。土地、職人、製造法、環境、キューバに奇跡的に揃った最高のラム造りの資産を余すことなく受け継いだプレミアムラムブランドです。
7年熟成の豊かな味わいのプレミアム・ダーク・ラムで、ココア、バニラ、西洋杉、シガー、トロピカルフルーツがあわさったような豊かで複雑な香りと、ブラウン・スパイスの豊かな風味が味わえます。
深くなめらかな味わいで、まろやかでしっかりとした熟成感のある余韻が特徴です。
NO.9バカルディ ブラック
内容量:750ml
2,068円(税込)
コクの深さが魅力
世界中のバーテンダーから絶大な信頼を得ているラムブランド「バカルディ」。
典型的なカリビアン・ダークラムをイメージし、粗々しい余韻の後味が残らないように開発された、ライトで洗練されたダークラムです。
よく焦がしたオーク樽で4年熟成した後、フィルタリングしていないアグアルディエンテ(へヴィな方のバカルディ原酒)をブレンド。ミディアムボディで、リッチなテイスト。
ピニャコラーダなどのトロピカルカクテルをよりコクのある味わいに仕上げてくれます。
NO.10バカルディ エイト 40゜
内容量:750ml
2,915円(税込)
シリーズ最高の洗練された奥深さ
世界中のバーテンダーから絶大な信頼を得ているラムブランド「バカルディ」。
バカルディの創業者であるドン・ファクンド・バカルディが家族のために考えたレシピを再現しました。アメリカンオーク樽で8年以上熟成した2種類のバカルディ原酒をバランスよくブレンドしており、シリーズの中で最も洗練されて複雑味のある味わいです。
おすすめはストレートかオンザロックがですが、ウイスキーやコニャックを使うカクテルのベースとしても人気です。
NO.11マイヤーズ ラム プラチナホワイト
内容量:750ml
1,456円(税込)
華やかな香りと豊かな風味が際立つホワイトラム
クラフトマンシップと情熱が生んだラムブランド「マイヤーズ」。
熟成したマイヤーズ ラムをチャコールで丹念に濾過することによって、マイヤーズ独特の豊かな香りと風味はそのままに、スムースな口当たりと洗練された味わいを生みだしました。
フルーツジュース割りからコーラ・トニック割りまで幅広いカクテルベースとして、また、その甘いフルーティーな香りはロックでも楽しめます。
NO.12ロンリコ ホワイト ラム(シルバーラベル)
内容量:700ml
1,771円(税込)
すっきり香味とまろやかな飲み口でカクテルベースにおすすめ
ロンリコは1860年に、カリブ海の北東に位置するアメリカ自治領、プエルトリコ島のカムイ町で設立された歴史あるカリビアン・ラム・メーカーです。
現在、ラムメーカーは数十社もありますが、アメリカの禁酒法時代以前から操業しているのは、このロンリコ社のみです。
シルバーラベルは、すっきりとしたドライな味わいのライト・ラム。シンプルにコーラやフルーツジュースで割るだけでおいしいラムドリンクが完成します。
その他、ソーダ割りやロック等、お好み次第で本来の持ち味であるやわらかな味わいが楽しめます。
NO.13ロンリコ 151 ラム
内容量:700ml
2,211円(税込)
インパクトのある味わい ロンリコの代名詞「151」
前述したホワイトラム(シルバーラベル)と同じロンリコ社のラム酒です。
アルコール度数が75.5度と高く、上質なラム特有の濃厚な香りと滑らかな味わいかつ、強い喉ごしが持ち味です。
灼熱の太陽、青い海、カリブの豊かさをイメージしながらレモンやライムを搾ってロックでどうぞ。ソーダ、ジュースで割っても、151プルーフ(75.5度)が持つ強烈な個性が楽しめます。
NO.14ロンリコ ゴールド ラム
内容量:700ml
1,771円(税込)
ホワイトオーク樽で熟成したミディアムタイプ
こちらも前述したロンリコ社の逸品で、ロンリコという名は、スペイン語の「ロン」と「豊かな、おいしい」という意の「リコ」を合わせたもので、豊かな味わいのラムという意味です。
ゴールドラムは内側を焦がしたホワイトオーク樽で熟成されたミディアムタイプで、まろやかなでコクのある味わいです。
風味も豊かでカクテルに使用しても、コクのあるしっかりとした本格的なカリビアンラムカクテルが楽しめます。他にも、レモンやライムを絞ったオン・ザ・ロックならラム本来の魅力が味わえます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はラム酒の造り方から、特徴、おすすめの商品を紹介しました。ラム好きな方、これからラムを楽しむ方もぜひ参考にしてみてください。