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2023.6.13カクヤス ワインラバーズ Vol.1 初夏の休日に♪ 王道のスパークリングワイン4本セット
「世の中にはいろんなお酒があるけれど、イチ推しはなんといってもワイン!」
そう断言する、カクヤス社員のワイン好きたちがチームを結成!
その名も「カクヤス★ワインラバーズ」。
毎回、おすすめのワインセットをひとつ取り上げ、熱~く語ります。
1.いろいろ飲んでみたけど、最後はここに落ち着く納得の泡4本
こんにちは、「カクヤス★ワインラバーズ」の吉森です。
今回ご紹介するのは、初夏の休日にぜひ飲んでいただきたいスパークリングワイン4本セット。ランチタイムに飲むもよし、ホームパーティーでワイワイ盛り上がるもよし、気軽に楽しめるものを揃えました。
商売柄(?!)これまでいろんなスパークリングワインを試してきましたが、「やっぱりコレだよね!」と最終的に戻ってくる、そんな4本です。
正直言って、この4本よりもおいしい泡はあるでしょう。でも、その分、価格も高くなりがち。なにより“高い泡”は特別の日に飲みたいし、冷やし方やグラスはもちろん、料理にも気を配りたくなります。そうなると、なんだか疲れてしまう(笑)。
その点、今回の4本はお手頃価格なのに納得のクオリティ。受賞歴も多く、メディアでの評価も高いものばかり。しかも、どんなジャンルの料理にも合わせやすい、守備範囲の広さ。マリネや刺身といった冷菜から、チーズたっぷりのパスタや餃子、焼肉、鍋料理まで、家庭料理に合わせて気負わずにいただくことができるのです。
「今日は天気がいいから、庭にテーブルを出して、泡を飲みながらブランチしよう!」とか「雨が降って出かけられないから、泡をお供に、海外ドラマを見ようかな」など、なにげない日常シーンにしっくり馴染みます。だからこそ、冷蔵庫(個人的には野菜室がおすすめ。ワインセラーをお持ちの方はセラー)にぜひ常備しておきたい4本なのです。
2.サクラアワードで金賞受賞! イタリアが誇るスタンダードな味に拍手喝采
ところで、みなさんは今回の4本をどんな順番で飲みますか? あらゆる料理にマッチするスパークリングワインなので、どれから飲んでもいいのですが、飲む順番にこだわってみるのも楽しいものです。スパークリングワインの多様性を実感することができる上、ワイン初級者の方であれば、自分の好みの味を見つけられるかもしれません。
では、おすすめの順番をご紹介しますね。
まず、スパークリングワインの世界へ誘う“入口”の1本として、「サンテロ ピノシャルドネ スプマンテ」をどうぞ。一世を風靡したワイン漫画『神の雫』に登場して以来、知名度がグンとアップした話題性のあるワインです。爽やかで軽快な口あたりに、フルーティーな味わいは親しみやすく、サクラアワード*金賞受賞の常連というのもうなずけます。個人的には、オレンジのラベルが印象的で、思わず惹かれて購入したら、想像を上回るおいしさで驚いたという思い出があります。
2本目は、正統派のスパークリングワインとして「ガンチア スプマンテ ブリュット」を。これぞスタンダードという味わいです。きめの細かい泡立ちと、繊細でフルーティーな味わいが特徴で、2022年のサクラアワードで金賞を受賞しています。
1865年にイタリアで最初にスパークリングワインを製造したワイナリーによるもので、イタリア王室が存在していた1870年当時は、王室御用達の1本だったとか。ちなみに、ワイナリーの地下にあるセラーはユネスコ世界遺産に登録されています。こんな“小ネタ”が多いと、つい飲みながら人に披露したくなりますね(笑)。
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サンテロ ピノシャルドネ スプマンテ
- 原産国
- イタリア ピエモンテ
- 種類
- 白、スパークリングワイン、辛口
- ブドウの品種
- ピノ・ビアンコ50%、シャルドネ50%
ガンチア スプマンテ ブリュット
- 原産国
- イタリア
- 種類
- 白、スパークリングワイン、辛口
- ブドウの品種
- シャルドネ 他
3.同じ辛口の泡といえども、対極にある味わいに驚くこと間違いナシ!
3本目は、これまでの2本よりもふくよかで熟成感のある「デ ボルトリ ディービー スパークリング ブリュット」です。リンゴやアプリコットなど甘味の強い果実の香りが漂い、とてもジューシー。酸味が少なく、スタンダードよりもリッチな味わいといえるでしょう。
ところで、ワイナリーのデ・ボルトリ社は、オーストラリア最大級のファミリーワイナリーですが、大規模な植林活動や水質資源の再利用を始めるなど、サステナブルな企業としても有名です。SDGsに注目が集まる昨今、ワイン選びにも環境への配慮をポイントにしてみてもいいですね。
締めくくりは「フレシネ コルドン ネグロ」。先述の「デ ボルトリ ディービー スパークリング ブリュット」の対極をいくシャープな味わいです。メロンや青リンゴを思わせる香りで華やかな風味がありながら、後味は極めて辛口。「同じスパークリングワインでも、こんなに違うのか!」と思うほど。
スペインを代表するスパークリングワインの「フレシネ コルドン ネグロ」は、瓶内二次発酵で泡が長持ちするのが魅力です。私の場合、「明日はフレシネを飲むぞ!」というときは、キリッとした味わいを存分に楽しめるように、前日からしっかり冷やしておきます。
今回の4本はどれも辛口ですが、スタンダードの2本(「サンテロ ピノシャルドネ スプマンテ」と「ガンチア スプマンテ ブリュット」)を中心にして、マイルド系の方向に進んだのが「デ ボルトリ ディービー スパークリング ブリュット」。反対に、“ザ・辛口”を極めたのが「フレシネ コルドン ネグロ」という構図になります。それゆえ、味わいの違いを確認しながら、順に飲んでいくというのも乙なもの。スパークリングワインの深遠な世界を垣間見ることができます。
デ ボルトリ ディービー スパークリング ブリュット
- 原産国
- オーストラリア リヴェリナ
- 種類
- 白、スパークリングワイン、辛口
- ブドウの品種
- シャルドネ80%、ピノ・ノワール20%
フレシネ コルドン ネグロ
- 原産国
- スペイン カタルーニャ
- 種類
- 白、スパークリングワイン、辛口
- ブドウの品種
- サレーロ(チャレロ)25%、マカベオ35%、パレリャーダ40%
私たち「カクヤスワインラバーズ」は
美味しいワインが大好きです。
日々美味しいワインを楽しむ皆様を応援するため、カクヤスの売れ筋美味しいワインをじっくりご紹介します。
メディアプロモーション課
吉森
入社2年目から店長を務め、10店舗ほど経験。
現場で培った経験をもとにわかりやすくワインを解説します。